2007年5月27日 (日曜日)

若冲と江戸絵画展

この前の木曜日、病院の検診の関係もあって、平日にお休みをとり、
ついでに愛知県美術館へ足を向け、「若冲と江戸絵画展」を観てきました。

伊藤若冲、最近大きく注目されている感じですね。
各地を回って、名古屋にもようやく来てくれました。

愛知県美術館は、私としては好きな美術館です。
展示スペースそのものが割とゆったり造られていて、圧迫感がない。
天井もそれなりに高いので、息が詰まる感じもないし。
以前、名古屋市博物館でめまいを起こして途中で出てしまった私としては、
アートを観る「ハコ」としての美術館のたたずまいが、とても重要なのです。

今回の展示は、江戸絵画の大蒐集家として有名な、
ジョー・プライス氏のコレクション展で、その中心が若冲の作品です。

私の中での伊藤若冲の印象は、アヴァンギャルドという一言でした。
でも、実物をきちんと観て、ただ前衛的という一言で片付けられない、
絵を描く力と、その上に成り立つ想像力に、ただ呆然とするばかりでした。

今回の美術展のチケットやチラシに大きく描かれている「鳥獣花木図屏風」。
実を言うと、私はこの絵を見るのが怖かったのでした。
第一に、この絵がモザイク画であることを知らず、
絵に升目が入っていることが何故なのか分からなくて、奇抜だなぁという印象。
第二に、大きく描かれている象の顔が怖かったこと。
(下らないけど、ほんとに怖いと思ったの!)

でも、本物は、とても楽しい絵でした。
ずっと眺めて、あの動物は何を描いたのだろう、とか、
江戸時代に日本では見ることができなかったであろう動物を、
図鑑や博物誌だけで想像して描いたにしては素晴らしいな、とか。
そして、近くで見れば、どの動物も怖い顔ではなく、皆とてもユーモラスなのでした。

やっぱり絵や彫刻は実物を観なくちゃ分からない!

お腹の子も連れて、親子で色々観て回れる日が待ち遠しい。

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2005年9月 2日 (金曜日)

万博はエラい…

予告どおり万博に行ってきた。

「8月は夏休みで混むから、9月に入れば大丈夫だろう」だなんて、タカをくくっていたのだけれど、とんでもない大間違いだった。9月に入ろうが何をしようが、とにかく人・人・人…普段平日休みで何事も空いている経験しかない私には、とんでもない人の波だった。「人に酔う」ってこういうことなんだろうな。メニエルが出なかったのが不思議なくらい。

で、午後から万博会場入りしたものの、日差しが強くてとにかく暑い!そして、どこも人が並んでばかり。端から企業館に入るつもりはなく、外国間を回ればいいやと思っていたのだけれど、外国館でも行列が。スムーズに入れるのは、「ネパール館」とか「インド館」とか。本当はドイツ館に入りたかったんだけれど、何と!脅威の240分待ち。とてもじゃないけど、4時間も待つ元気はない。結局、30分から40分程度の待ちで入れるイタリア・スペインを観て、それだけでもう日没。

でも、ドイツレストランには入った。それも40分待ち。とはいえ「万博に行ったらドイツ館でビールを飲む!」という目標があったため、それだけは変える気が起こらず、気長に待った。食べ物と飲み物に関してだけは辛抱強いのだ。(極度の空腹時を除く)

しかし、「万博の会場内レストランはどこも値段が高い」という評判を聞いてはいたが、本当に高い!びっくりするくらい高い。ビールが1杯1,000円もするってドウイウコト…?暑くてやりきれないからビールを2杯とドイツ料理の盛り合わせ、それと前菜1皿を頼んで、2名様〆て8,000円……は、八千円!?□★○☆×☆△★

ある時代の芸術家たちは、万国博覧会で様々な国々の文化に触れ、それを自らの作品に反映させている。私の好きなエミール・ガレもそうだし、この間観にいったゴッホでも、そういう部分が多分にある。今のように市民レベルでの各国の交流が頻繁ではなかった時代に、万博の果たす役割は大きかっただろう。でも、だ。確かに「世界交流」「一日世界一周」というような気分を味わえる場が身近にあったことは幸せだけれど、この場が本当に本当に必要だったのかどうかと言われると、ちょっと自信がないなぁ。景気好転に一役、と言えばそれまで。

とにかく、それなりに「万博」という面白みを体験できたから、私としてはそれでいいや。でも、ほんとに人が多くて会場は広くて一日歩いてエラかった…(名古屋弁)

あ、「加山雄三ショー」を会場内のゴンドラから見ました。それはちょっと笑えるハプニングでした。

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2005年9月 1日 (木曜日)

人生一度は万博だ?

万博がすぐ側で開催されているというのに、そして、それは2月から始まっているというのに、そしてそして、もうあと1ヶ月足らずで閉幕するというのに、今日初めて万博に行く。

「人生一度は万博だ」というキャッチフレーズのポスターを沢山見ていて、何となく「行くんだろうなぁ」と思ってはいた。実際、愛知万博の開催が決まった頃(確か大学生だったような気がする)「2005年には万博に行こうねー」とか、言っていたような気もする。遠い遠い先のことだと思っていたのに、いざ2005年になってみると…

あらららら。何だか大変みたいじゃないの?2月や3月は寒いからやめよーよ。4月5月は仕事が忙しいから無理だよ。6月は梅雨だし、7月8月は夏休みで暑いし激混みだよ。…で、いつ行く?ほんとに行くの?てな感じになってしまった。

博覧会協会は「前売りで売れたチケットが激残り!9月は相当混むに違いない!(特に土日)早よ来やぁ!(←名古屋弁)」ってな感じでわっせわっせとプロモート(いや、プレスリリースか)している。昨日のC日新聞の朝刊には『「愛・地球博」は9月25日に閉幕いたします。』というタイトルで、「とにかく土日と連休と閉幕直前はめちゃくちゃ人が集まって、危なかったり大変だったりすることもあるから、お願いだから平日とかに分散して来てね(ハートマーク)」と、愛あふれる趣旨の折込チラシが入っていた。全国の「万博は9月の連休に行こう」と思っている皆さん、ご参考までに。

きくちゃん万博珍道中は今日の夜もしくは明日にでもご報告いたします。

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2005年8月 2日 (火曜日)

ゴッホ展

ずーっと待ち望んでた、ゴッホ展へ。

お昼はサンシャイン栄の「ドン・ピエール」でランチプレートを頂く。人気のオムライス専門店ということで、相当な期待を持って食べた。人気通りおいしい。最近よくある「ふわとろオムライス」というのではないけれど、しっかりした卵で、しっかりしたチキンライス。でも、やっぱりオムライス店だよね、プレートに一緒にのってたハンバーグは普通だった。次はでっかいオムライスを食べよう。しかし、店にモエ・エ・シャンドンのマグナムボトルが飾ってあるのを見て、昼間っからシャンパンを飲みたくなる。…でも、我慢だ。

久々の愛知県美術館。夏休みということもあってか、人はいっぱいだし、子供もいっぱい。でも、子供用のイヤホンガイドをつけて真剣に見入ったりしているのがかわいい。私はイヤホンガイドは借りず、ひたすら自分の感性(?)のままに鑑賞。ゴッホだけでなく、ミレーやゴーギャンなど、ゴッホに影響を与えた人の絵も。37歳という決して長くはない生涯を駆け抜けて、その一部分(耳そぎ事件とか)だけがやたら大きく取り沙汰されるところが否めない芸術家だけれど、そのバックボーンや時代背景などを見ながら絵を見ると、また違った印象も沸いてくる。私は芸術家ではないし、何かを語ることもできないから、心の中に留めておいて、それを自分の血肉としたいと思う。んー、いいオフの使い方。

夜は久々に栄の「互坐(ござ)」へ。夏におでん。日本人の食道楽。何度も来ている店なのに、名物の「トマトおでん」は今日初めて食べた。これぞ夏のおでんって感じだった。爽やかでほんとにおいしかった。トマト嫌いな人には、絶対に無理なのだろうけれど、いやー、ほんとにおいしい。あとは定番で、大根、地鶏卵、伏見豆腐、タマネギベーコンなどを食す。食べすぎ。店が寒いくらいに冷房が効いてるから、夏におでんでも幸せ。

体調がよくないので、お酒は軽く。生ビール1杯と、京都の地酒「桃の滴(純米吟醸)」をグラスで1杯(650円)。名前に惹かれたこのお酒、フルーティーな香りが高くて、するすると飲めるお酒だった。日本酒度プラス5、酸度1.3、辛口。ただ、大吟醸ではないけれど、吟醸香が強くて、「お酒だけで飲むお酒」という感じだった。おでんとは合わなかったってこと。あっさりとざる豆腐だとか、湯葉刺しだとか、野菜の炊き合わせだとか…そういうものだったら合っただろうな。それが残念な夜だった。

そしてドラゴンズは残念ながら12連勝ならず。仕方ないやね。勝ち続けるばかりでも面白くないもの。そして、来週の阪神戦がもっと楽しみになるのだ。

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